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紫外線を撃退するUVケア法


◆美肌の敵、紫外線を知る◆
紫外線(UV=ウルトラ・バイオレット)は、波長の長い順にUVA,UVB,UVCの3種類に分けられます。このうちUVCはオゾン層に吸収されるので問題はありませんが、地上まで到達するUVAとUVBは、肌に悪影響を及ぼします。
UVAは皮膚を赤くしたり、ヒリヒリされることなく日焼けを起こし、曇っていても皮膚の内側まで届く強力なパワーの持ち主。肌のハリや潤いを保っているタンパク質繊維をジワジワと破壊して、後々深いシワやたるみをつくる原因になります。
一方、海や屋外のスポーツなどで急激に日焼けして、肌を赤くさせるのはUVB。このUVBから肌を守るための生成されるメラニン色素が沈着して、シミになってしまうのです。
UVBは曇りの日は地上まで届きにくく、晴天でも皮膚の表面でしか届きませんが、炎症を起こすとUVAと同様に真皮まで影響を及ぼします。

◆UVケア、数値はどれを選ぶ?◆
UVカット化粧品の効果を示す度数に、SPF値があります。SPFとはサン・プロテクション・ファクターの略。紫外線防止効果を数値で示したもので、サンケア指数とも呼ばれます。数値が高くなるほど、紫外線から守る効果が長続きし、紫外線にあたったときに、15分赤くならずにガードする効果を1とし、2だったら30分、25だったら約4時間効果が続くという意味になります。ただし、あくまでもその数字は目安であり、効果の持続時間には個人差がありますから、絶対ではありません。
また、数字の高いものが効果が長続きするからといって、あまり過信し過ぎるのは問題です。いくら数字が高いと言えども、時間がたてば、化粧崩れするのと同じように、汗や皮脂ではがれてしまったり、ムラになってしまいます。
数字の高いものはノビが悪いものが多く、塗る時はすでにムラになる心配があったり、乾燥してくるものもあります。数字が高いものでも、まめに塗り直しをした方がベターです。特にスポーツの時や夏のビーチでの使用は汗をたくさんかきますから、より注意が必要です。塗り直しをまめにするのだったら、数字が低いものでも効果は同じようです。せいぜいSPF20前後で十分。

◆毎日のUVケア対策◆
紫外線は1年中存在するので、UV対策は1年中必要です。そして、紫外線量は3月から増え始め、5〜8月にかけてピーク。シワやたるみ、シミを予防するには、この時期のUV対策はより念入りにすることが肝心です。UVケアとして、一番手軽なのはUVカット成分配合の日焼け止め化粧品です。外出や屋外でのスポーツ時は、日焼け止めクリームやファンデーションでしっかりケアを。UVAはガラス越しでも影響を及ぼすので、屋内にいても日の当る所では日焼け止めクリームくらいは塗っておきましょう。

◆紫外線の完璧ガードは、ほどほどに◆
紫外線はお肌の大敵だからといって、プロテクト力の強い日焼け止めクリームを下地に使い、さらにUVカット効果の高いファンデーションを塗って完全防御するスキンケアを毎日行っている人がいます。この方法は屋外でのスポーツやビーチでは効果的かもしれませんが、日常生活においてはここまでやる必要はありません。UVカットのクリームもファンデーションも油分が含まれていたり、そうでなくても毛穴を詰まらせてしまいます。余分な油分や顔料をしっかりあたえることで毛穴がつまり、作らなくてもいいコスメティックアクネをわざわざ招く心配があります。
また油分の多いクリームやファンデーションを長時間つけていたら、皮脂の分泌も多くなり、それが酸化して、過酸化脂質という有害物質をつくります。過酸化脂質は、肌のハリが失われたり、シミになったり、肌の老化の原因になります。クリームをたくさん塗ったり、ファンでションを二重三重で防御すれば、確かに紫外線対策という点では万全ですが、肌に大きな負担をかけてしまいます。
短時間のために行う紫外線対策だったら、日焼け止めクリームかファンデーションのどちから1つデ十分。紫外線対策はできる限り肌に負担をかけない、肌に優しい方法がベスト。ファンデーションを塗らなくても、帽子や日傘を上手に利用したり、紫外線量の多い午前10時〜午後2時の外出を避けたり、日常生活の工夫も行いましょう。

◆内側からUVケア対策◆
ビタミンCは、メラニン色素ができるのを防いだり、皮膚の再生やホルモンの分泌の働きを助けたり、真皮内のコラーゲン(肌のハリを保つ物質)をつくる働きがあるなど、美肌には欠かせないビタミンの一つです。日焼け後にビタミンCを補給することは、ダメージを受けた肌の回復にとてもよいことです。ただし、レモンの輪切りパックは、かえってシミをつくることになって逆効果。絶対にやめましょう!確かにレモンはビタミンCの多い食品ですが、肌につけると紫外線の吸収を良くするソラレンという物質が含まれています。フォラレンは日光に反応すると日焼けしやすくなり、黒くなってシミになることもあり!よいどころか悪影響。しかも、一度肌につけると水で洗ったくらいでは落ちることはなく、肌に残ります。ソラレンはきゅうりにも含まれていますから、キュウリパックも絶対NG!また、レモンの酸も大問題。酸の刺激でかゆくなったり、ブツブツができたり、肌を荒らす原因にもなりかねません。
ビタミンCは水溶性ですから、ビタミンC誘導体のように親油性という形にしないと直接皮膚につけても浸透しません。たとえ皮膚から補えても、食べて補うのに比べたら量ははるかに微量です。ビタミンCは食べて体の中から補給した方が、よっぽど簡単で有効的です。ビタミンCも栄養バランスのよい食事をしながら、上手に補いましょう。



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