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肌のしくみ
肌は見かけのように1枚の膜ではありません。表地と裏地がはりついた1枚の布のようなもの。表地が表皮、裏地が真皮、接合部分が基底膜です。
基底膜を通じ、表皮と真皮の間で栄養や酸素、老廃物、そしてお互いの情報が行き来しています。そして表皮は生まれ変わりますが、真皮はなかなか生まれ変わりません。
表皮の細胞は、基底層の基底細胞が細胞分裂して生まれます。
そして2つに分裂した細胞のどちらかが、しだいに平らで丈夫な角質細胞に変化しながら上方に押し上げられていきます。
角質細胞は、肌の一番外側の角質層で、外側からの刺激物質の進入や、体内の水分などの流出を防ぐ重要な『バリア』になり、2〜3日そこにとどまった後は、垢(あか)となって剥がれ落ちていきます。
これを肌のターンオーバーといいます。角質層はケラチンというたんぱく質と細胞間脂質、NMF(天然保湿因子・ナチュラル モイスチャライジング ファクター)などの成分で構成されています。スキンケアの一番の目的は、この角質層を正常に整えることであると言ってもよいでしょう。
一方真皮は、表皮の下で皮膚の95%をしめている部分です。
主な働きは皮膚に弾力を与えることと、栄養と酸素を皮膚組織全体にとどけること。ヒアルロン酸など糖類が水分を蓄えて、プルンプルンのゼリー状になっている(基質)なかに、コラーゲン線維や弾力線維(エラスチン)が浮かび、ベットのスプリングのように表皮を支えています。
また真皮には血管とリンパ管が入り込んで、酸素と栄養を血液が運び、老廃物や免疫細胞をリンパ管が運んでいます。
真皮の下には皮下脂肪が控え、体温を保ったり、クッションとしての役割を果たしています。
このよいうな複雑な構造により、肌は外界からのカラダを守る防波堤dあると同時に、体温調節やセンサーとしての機能を果たしているのです。
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