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シミを消す方法
◆シミができる原因◆
紫外線が皮膚に当たると、皮膚にあるメラノサイトという色素細胞が反応してメラニン色素を作ります。これは、メラニン色素によって有害な紫外線を吸収しようとする体の防御反応で、ふつうは1〜2ヶ月でメラニン色素は自然に消えますが、消えずに残るとシミとなります。つまり紫外線を浴びることで、シミはができてしまうのです。
さらにシミは女性ホルモンと関係することもわかっています。特に排卵から生理の始まるまでの約2週間の黄体期は、シミができやすいので、いつもより予防対策を念入りにすることが重要!
また遺伝的要素も関与します。もし、両親や家族にシミがあるようなら、シミのできやすい体質だと思ってきをつけること。
シミと一言で言っても、色々な種類があります。
| 名称 |
原因 |
| ソバカス(雀卵斑) |
遺伝による。小学生ごろから現れ始める。 |
| 肝斑 |
外部からの刺激や生活習慣による。 |
| 老人性肝斑 |
40歳頃から起こる肌の老化現象による。 |
| 炎症後の色素沈着 |
ニキビや虫刺されの跡などが変色したもの |
◆皮膚科、メディカルエステ、美容外科の治療◆
シミができたらホワイトニング化粧品とすぐに走りがちですが、それはちょっと勘違い。ホワイトニング化粧品は、シミを作らないように予防するための化粧品。実は、できてしまったシミを化粧品だけで完全に消し去るのは不可能と言われています。シミを治したいなら専門医による治療が必要です。
皮膚科的シミ治療の代表的なものは、レーザー治療、ケミカルピーリング、イオンフォトレーゼ、ビタミンC誘導体などが挙げられます。
シミにはいろいろな種類があり原因も違うため、治療方法も人によってそれぞれ。医師の診断をしっかり受けた上での治療となります。
現在主流なのが、塗り薬と飲み薬の2パターンからのシミ治療。
塗り薬は、化粧品などに配合されている美白成分よりも極めて高い美白効果を示すハイドロキノンとレチノイン酸という成分。これらの成分は、メラニン色素の働きを抑制させ、皮膚を漂白し、角質を剥離(はくり)させます。アメリカでは一般的なシミ治療薬として効果を上げていますが、日本では発売の許可は認められておらず、医師でしか処方できません。
飲み薬は、メラニン色素の還元作用と生成を抑制する働きのあるビタミンCや他の内服薬を処方します。早い人では1ヶ月〜3ヶ月程で効果が現れます。
全国の皮膚科や美容外科の検索サイトを紹介します。
『病院検索−県名・診療科名で探す病院HOMEPAGE』
『美容外科検索オールガイド』
◆サプリメントと食事でシミを薄くする◆
シミを改善して美肌効果があるサプリメントとして、ビタミンCやLシステイン(アミノ酸の一種)などの成分が配合されたものです。これらは抗酸化力が高く、メラニン色素の合成を抑制します。
また、ふだんの食事に注意することでもシミを改善することができます。シミの原因を除去するのに有効な食品が、ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜。これらに含まれるβカロチンが活性酸素の害から皮膚を守り、抵抗力を高めます。βカロチンは、オレンジ色や黄色の色素で、ニンジンやカボチャのほか、ブロッコリー、ホウレン草、コンブやワカメ、海藻類などに豊富に含まれています。
βカロチンは体内でビタミンAに変化するため、皮膚を強く丈夫にする効果も期待できます。とはいっても、βカロチンを食品だけで毎日一定量摂取するのは困難ですから、上手にサプリメントや野菜ジュースを利用しましょう。
美肌効果の高いビタミンAのほか、ビタミンCの豊富なイチゴやキウイなどのフルーツも積極的に摂取しましょう。
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βカロチンの実験
シミの研究を行っている化粧品会社でβカロチンの肌への影響を実験しました。真夏の日差しが強い海岸で、肌質が全く同じ双子に正午から午後2時までの2時間、太陽に当たり日焼けしてもらいました。その後、双子の一人は一日の食事の中でニンジンを1本摂取することができる食事を摂り、もう一方は、普通の食事を摂ります。これを1ヶ月続けた結果、ニンジンを毎日1本摂取していた方は、メラニン色素が激減し、肌が白くなっていました。一方の普通の食事を摂っていた方は、日焼け直後よりもさらにメラニン色素が増加していたことがわかりました。また、もう一つの実験で別の双子に、一方はニンジンを毎日摂取する食事を摂らせ、もう一方は普通の食事を摂らせました。1ヶ月続けた後、真夏の海で2時間太陽に当たって日焼けをしてもらいました。日焼け直後のメラニン色素の値を調べると、毎日ニンジンを摂取していた方は、メラニン色素の値にあまり変化がなく、もう一方のニンジンを摂取していない方はメラニン色素の値が増加している結果に。 |
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◆美白剤でシミを薄くする◆
メラニン色素の生成を抑えて日焼けによるシミや色素沈着を薄くする働きのあるものを、一般的に美白剤といいます。
美白剤は、正確には薬用美白化粧品(医薬部外品)に分類され、シミやソバカスを防ぐ成分が含まれています。現在日本で発売が認められている美白剤の代表的なものは、ビタミンCやビタミンC誘導体、コウジ酸、油溶性甘草エキス(グラブリジン)、アルブチン、カミレツエキス、クジンエキスなどです。
コウジ酸は、コウジ菌によって作り出された酒や味噌などに含まれている物質です。油溶性甘草エキス(グラブリジン)は、解毒作用にすぐれた甘草の根から抽出したもので、30種類以上のフラボノイドが含まれています。このフラボノイドにはメラニンの生成を抑える働きがあります。アルブチンもフラボノイドと同様の働きがあり、コケモモなどの植物の葉に含まれている成分です。
これらの美白効果にすぐれた成分を含むクリームをふだんから予防的に使用したり、日焼け直後から継続的に塗ることで、紫外線によるシミをある程度防ぐことが可能です。またすでにできてしまったシミもこれらの美白剤を長期間継続して使用することで薄くなります。
◆シミを作る間違ったスキンケア◆
きれいな肌になりたいと一生懸命やっているスキンケアが、アダとなりシミをつくる人がたくさんいます。
油分を多く与える
シワを作りたくないからとリッチなクリームをたっぷり塗りたくり、逆にシミを作ってしまう場合があります。油分の多いクリームを長時間肌につけていると、油焼けを起こし、シミを作ってしまいます。さらに余分な油分でニキビまでつくあってしまう二重苦の人も。
ファンデーションを厚塗りする
日焼け予防対策には、ファンデーションが一番と思い込み、朝から晩までしっかり塗っている場合。毛穴をふさぐことでニキビを作り、ニキビ跡が炎症後の色素沈着でシミになってしまったり、長時間ファンデーションを塗ることで、分泌された脂が肌に有害な過酸化脂質を作り、シミになってしまうこともあります。ファンデーションは肌には負担になるだけ。用が済んだらなるべく早く落としましょう。
角質を落としすぎる
角質を悪者と決めつけて、角質取り化粧品やスクラブ洗顔、パックをやり過ぎて、肌を傷つけ、炎症を起こし、その炎症の跡が色素沈着となってシミになってしまう場合があります。要注意!
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